非破壊検査とは
非破壊検査とは"物を壊すことなく"その欠陥や劣化の状況を調べ出す検査技術のことをいいます。
原子力発電所からビル、鉄道、橋、地中埋設物にいたる社会資本すべてが対象です。
超音波や放射線、レーダーなど最新の装置と技術を駆使し、予防保全、有効活用へ役立てられます。
私たち人間にはお医者さまが必要なように、人間以外のあらゆる社会資本にも、非破壊検査という
メスを使うことなく安全を検査する、「信頼のおける主治医」が必要なのです。

非破壊検査の種類

非破壊検査には、超音波探傷試験や渦電流探傷試験など様々な種類があります。
表面きずの検出には、渦電流探傷試験、磁粉探傷試験、浸透探傷試験、外観試験が用いられており、内部きずの検査には、超音波探傷試験と放射線透過試験が使用されています。