『CRxFlex』は、はダイナミックレンジが広く、使いやすい小型設計のイメージングプレート用スキャナです。アイソトープ、X 線を用いた透過検査に使用でき、航空関連、石油・ガス、電力、自動車産業をはじめ、幅広い非破壊試験にご使用いただけます。

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主な特長

過酷なNDT環境において信頼性、汎用性、優れたコストパフォーマンスを提供します。

ワイドダイナミックレンジ

CRxFlexは広いダイナミックレンジと高いSN比を持ち、そのワイドレンジ特性(濃度調整幅)により、鋳造品や配管の腐食・侵食のような肉厚差の大きい部材や複合材料部品のイメージ評価が一回の撮影で行えます。再撮影の低減や撮影時間の短縮に貢献します。

様々な検査に柔軟に対応

CRxFlexはハードカセッテとソフトカセッテの両方に対応しています。スキャン可能なイメージングプレートの寸法は最大で35 X 43cm (14 X 17")。一般的な長方形、筒形などの特殊な形状のイメージングプレートのスキャンも可能です。

安定した性能

CRxFlexは机や台の上に置いて使用できるコンパクトな設計で、設置スペースをとりません。平均故障間隔が長く、厳しい使用環境下でも安定した性能を発揮します。

イメージングプレートの長寿命化

CRxFlexでは、水平搬送方式を採用、スキャニング動作中にイメージングプレート表面に対して非接触での読み取りを実現しています。それにより、スキャニング過程でのイメージングプレート表面の傷つき等を減らすことに成功しました。カセットは、ソフト・ハードのどちらでも使用することができ、イメージングプレートがカセットから取り出されることはありません。

高画質

50μmのピクセルサイズを30μmのレーザー径で読み取ることにより、優れたIOI応答の画質を提供します。CRxFlexはBAM(ドイツ連邦材料研究試験期間)の認証は取得しており、米国規格IP Class Specal/60(ASTM E2446-05)および欧州規格にIPClass1/60(EN14784-1)に準拠しています。

Rhythmソフトウェアによる画像処理

CRxFlexで読み取った画像データをRhythmソフトウェアでPCに取り込めば、画像評価や報告書の作成、検査データの保存が可能です。Rhythmソフトウェアは、非破壊検査用デジタル画像データの世界基準規格であるDICONDEに準拠しており、高度な画像処理と画像データの共有を可能にします。

カセット

工業分野で使用する放射エネルギーは強力であるため、一般の医療用カセッテでは対応できません。そこで、工業用カセッテにはフロントフィルタとしての鉛板(250 μm)と後方散乱線を防止するための後方鉛板(150μm)を採用し、高エネルギーに耐える構造を作り出しています。

仕様

処理速度

35 X 43 cm (14 X 17") 1時間54枚@100μm、1時間27枚@50μm

18 X 24 cm (7 X 9") 1時間80枚@100μm、1時間40枚@50μm

複数枚IP一括読取り

例: 4 X (6 X 24cm) (4 X (4.5 X 10")) 1時間216枚@100μm、1時間108枚@50μm

レーザー径サイズ 30μm

ピクセル 50μmおよび100μm

ピット深度 16ビット (リニア)
イメージバッファ 256MB
規格 CE, UL, RoHS, CCC, WEEE

寸法 693 W X 786 D X 497mm H (27.3 W X 30.9 D X 19.6" H)
重量 75 kg (165 lb)
インターフェース FireWire (IEEE 1394)
電圧 100 - 240V AC, autosensing
周波数 50 / 60 Hz
電力消費 120 W stanby, 320 W peak
イメージングプレート 35 X 43 cm (14×17")まで対応
イメージングプレート(特殊サイズ) 35 X 43 cm (14×17")までの任意の形状
カセッテ

35 X 43 cm (14 X 17")
15 X 30 cm (6 X 12")
18 X 24 cm (7 X 9.5")

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