超音波探傷器 EPOCH 6LT オリンパス株式会社
「EPOCH」シリーズは、携帯性に優れた小型軽量ボディーと、簡単操作で誰でも安定した検査結果が得られることが特長です。「EPOCH 6LT」は、「EPOCH LTC」の後継機で、優れた探傷性能や防水・防じん性能をそのままに、使いやすさをさらに向上させました。これまでより軽量(前機種比7%減)で、片手で操作しやすく手首への負担を減らしたデザインでありながら、当社の超音波探傷器の主力機種「EPOCH 650」同等の高い探傷性能を実現し、疲れにくく快適で正確な検査をサポートします。
お問い合わせ・ご質問主な特長
超音波探傷器の用途には、汎用的な検査とは別に、機器を携帯して長距離を移動しながら行う検査や、高所や狭所の検査など高い携帯性が必須となる場合があります。これらの検査現場では、長時間手に持った状態で検査を行ったり、検査員が体にロープをくくりつけてロープ伝いに検査を行ったりします。本製品「EPOCH 6LT」は、こうした長時間に及ぶ検査や厳しい環境での検査を想定し、高い探傷性能を維持しながらも片手で操作しやすいデザイン・機能を重視して開発されました。
- 小型・軽量なボディーと、片手で操作しやすいデザイン
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前機種と比較して重量を7 %減らし、890 gの小型・軽量ボディーを実現し、人間工学に基づいた片手で操作しても疲れにくいデザイン・重量バランスを採用しました。またボタンを4つに集約し、親指だけで操作できるダイヤル状のロータリーノブを採用したことで、快適な片手操作が可能です。
- 当社の超音波探傷器の主力機種「EPOCH 650」同等の高い探傷性能
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小型・軽量でありながら主力機種「EPOCH 650」と同等の高い探傷性能を実現しています。これにより、風力発電のブレード検査など、高い探傷性能が求められる幅広いアプリケーションへの対応が可能となります。(パルサー電圧:100~400 V、レシーバー帯域:DC~26.5MHz)
- スマートフォンのような直感的なユーザーインターフェースと無線LAN接続機 能
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操作メニューをアイコンで表示する、スマートフォンのような直感的なユーザーインターフェースを新たに採用しました。分かりやすくイラスト表示されたアイコンを、ロータリーノブを使って選択する方式なので、片手で簡単に操作することが可能です。また新たに搭載した無線LAN接続機能(オプション)で、後日アップデート配信するOlympus Scientific Cloud※2 に接続することで、本体から直接検査データをクラウド上に保存・蓄積し、それらを離れた場所からでも管理することができます。
※2 オリンパスが提供するクラウドサービス
仕様
外形寸法 | 209(W)×128(D)×36(H)mm、ハンドグリップ部は58 mm |
質量 | 890 g(バッテリーを含む) |
データ保存 | 最大100,000件まで保存可能、micro SDメモリーカード対応 |
パルサー | 調整可能な矩形波(くけいは)、 電圧範囲:100、200、300、400 V |
レシーバー | 感度調整:0~110 dB、-3 dB帯域幅(標準モデル):DC~26.5 MHz、8種類のデジタルフィルター |
バッテリー稼動時間 | リチウムイオン充電式バッテリー:約6時間 |
ディスプレイタイプ | 5.7インチ、VGA(640×480ピクセル)、半透過型カラーLCD |
ディスプレイ寸法 | 117(W)×89(H)mm、146 mm(対角) |
使用温度 | -10 ℃~50 ℃ |
防水・防じん性能 | IP65およびIP67(Olympus社内での試験による) |
動画ライブラリ
- EPOCH® 6LT Ultra-Portable Flaw Detector
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